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ひっさびさの映画感想 ネタばれ注意 「雨に唄えば」/1952/アメリカ 単刀直入に言うと、 おもしろかったー! ストーリーもキャラクターも歌も踊りも魅力満載! 見る前のイメージではもうちょい真面目な感じなのかな(←何も知らないくせに)と思ってたけど、 コメディシーンもいっぱいあって結構笑いました。 途中スタジオ内でコズモが踊るシーンとか、チャップリンを彷彿とさせる感じで、 ちょっと意識はしてるのかなと思いました。喜劇役者になるみたいなことも言ってたし そのコズモの機敏さといい運動神経といいすごいのなんの! これ本当に人間が踊ってんのか?ってくらい(笑) あと機敏さですげぃと思ったのは顔芸。 分かりやすい面白い顔を瞬時につくれ、変えられるすごさ! 誰にでも伝わる面白さ、すてき。 踊るといえば、ミュージカル映画の踊る人たちの息の合いっぷりってハンパないっすよね。 今日CSでメリーポピンズ見てたんですが、こう立て続けにミュージカル見ると本当思う。 何時間も何日も練習したんだろな…とかね思ってしまうんですよね だって一歩間違ったらケガするような動きとかするじゃないですか その恐ろしさとか跳ねのけてやってんだろうなぁ すごいよプロ…… この映画のストーリーは、無声映画からトーキー映画へ移る時代を描いているんですがね。 実はこの映画見た後チャップリンの「街の灯」を見まして。 トーキー映画ってこんな風に作られててこんな裏話があるんだ、っていうのを知ったうえで 実際のトーキー映画見てみると面白さが倍増しました。 今まで考えたことなかったけど、無声映画の役者とトーキー映画の役者は別物なんだな、みたいな。 で、この無声映画→トーキー映画の移り変わりって相当な衝撃だったと思うんですよ当時は。 (そんなシーンもこの映画に出てくる) それが、今の2D→3Dの革命と重なってしまいですね、うん。 私自身アンチ3Dで有名← なんですが、 当時にもアンチトーキーって人絶対いたと思うんですよ。 トーキーとかなんじゃそりゃ、そんなん映画ちゃうわ。と思ってるようなね。 けど実際それから無声映画は姿を消してトーキーが当たり前となった。 もしかしたら現代でも、近い未来2Dが消え去って3Dが当たり前になるのかもしれない。 実際今映画は続々3Dだしね。 そんなことをこの映画を見終わった後思ったりしました。 とか言いつつ私はアンチ3Dをつき通すけど← でも、今この時代にこのタイミングでこの映画を見て良かったと思います。 映画は時代と共に変化、進化する。 時代の技術発展がそうしてしまう。 それは仕方ないことだし、どうしようもないこと。 でも、古いままじゃなくて新しいものを取り入れていくのはなににせよ大事。 古いものは古いもので好かれる。 だってトーキー映画だって2010年になってもDVDなりBDなりになって生きているもの。 名作はいつまで経っても生き残る。愛される。 だからこれから生まれるものは新しさを求めないとね。 3D、これからどうなるか人類で見届けないと。 …ただ、今までの名作を3Dにするなんてばかげたことはやめてくれよお偉いさん←