2025 01,15 12:20 |
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2009 11,25 00:38 |
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映画感想メモ
『七人の侍』/1954/日本 やはり世界のクロサワは凄かった 例えばストーリー 戦がメインの話かと思えば、実は侍たちと百姓の人間模様が見所だったりする ただのチャンバラ映画ではない 例えばキャラクター 七人それぞれのキャラ立ちがしっかりとしている故、安定感があり飽きない 菊千代のような奴がいるだけで、決して堅苦しくならない 例えば撮り方 戦いのところで、百姓たちが身を潜めているシーンではローアングルで百姓たちの目線から撮っている まるで百姓たちの緊迫感が伝わってくるかのよう 例えば風景 セットはもちろんのこと、豪雨や風で砂が舞うところなど演出がうますぎる 雨の中に墨汁を混ぜたという黒澤監督の考えに圧巻 どれだけ時間が経ってもその素晴らしさが色褪せない映画はすごい これから何年経っても語り継がれる名作である 「一度でも見てない奴は日本人ではない」と言われる所以が分かった気がする これを大きなスクリーンで見れた当時の人が羨ましいと素直に思えた しかし菊千代が可愛いと思ってしまった自分は相当末期\(^o^)/ 菊千代っていうのは三船敏郎さんが演じてるんですけどね、 暴れん坊だったり短気だったり悪酔いしたりだとか破天荒なんですけど、 でも実は仲間思いだったり子供を楽しませたり優しい一面がある男なんです でね、勘兵衛に弟子入りしたいのにうまく言葉に出来なくてただ後をついてきたりするのだとか、 みんなに褒められたいがためにやったことが逆に怒られていじけたりするのだとかが、 なんだかとてつもなく可愛いと感じてしまったのです\(^o^)/← いやでも冗談抜きで、 以前見た椿三十郎と今回の七人の侍で、ちょっと三船さんのファンになってる自分がいます すんごいかっこいいんだ本当に 違う主演作品も見てみたいなと思っちゃいました 一緒の時代に生きられなかったことを残念に思います PR |
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