2025 01,15 11:55 |
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2009 12,08 21:23 |
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映画感想メモ
『椿三十郎』/2008/日本 オリジナルを先日見たので、やはり比較をしてしまいました まず脚本はまったく同じです そして言わずもがな素晴らしいです でも最後の方の大量の椿を水に流すところでは、カラーならではの新しい演出が加わってました 脚本は同じですが、カメラワークに監督のこだわりが見受けられました あと全体的に、オリジナルよりギャグっぽさが前面に出ている 続いて役者 織田さん……う~~ん…。 見ながら「あ、三船さんに似てる」って何度も思ったんですね でもそれはあくまでも「似てる」であって、 悪く言ってしまえば「物真似」なんですね きっと彼は役作りにおいてオリジナルを意識したんだろうな ちょっと意識しすぎちゃったかな、という感じです でもトヨエツと松ケンは良かった!と思う 特に松ケンはちょこちょこ出てくる笑いを誘う演技(セリフ)が上手いなと思いました あとこれ本当に個人的感想ですけど、 青侍の中の1人にもんのすごくアクの強い表情の演技をする方がいて、とても気になりました… ちょっとやりすぎ……的なね、うん やはりオリジナルを見たばっかりだったので、本作がカラーで始まったときにかなりの違和感を抱いてしまいました^^; あ、三十郎の着物って赤なのね…とか笑 あと椿の色が「赤すぎる」気がしたんですよ やっぱ椿三十郎って白黒だからこそ椿の赤白の区別が生きたんじゃないかなと思う パートカラーで赤色にするんじゃなくて、椿に黒を塗ってより椿を引き立たせた黒澤監督のその判断が改めて凄いと思った しかし比較できるのは面白いですね オリジナルを先に見ておいて良かったー そして今回の比較で改めて自覚したのは、 黒澤監督の凄さはもちろん、 私はやっぱり三船さんが好きだということ でした 今後も色々リメイク作品を見ていきたいと思いました PR |
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