ということで前回の記事の続き



手に入れた電池とフィルムをカメラにセットして、私はカメラを構えました

まずはベランダからの風景を残そう

カシャリ、と気持ちいい音が響く

次は絞り優先で撮ろう、そう思ってレンズを回した瞬間


ポロっ

カツーーン…


これが悲劇の瞬間

レンズがいきなり外れて、ベランダのコンクリートに勢いよく打ちつけられました

動きが止まる私

何が起きたのかすぐに理解できず

我に戻って急いでレンズを確認してみると、見た目は特に何も問題はない

安心してレンズを元のようにセットしてもう一度構えた


が。


絞りが途中から動かない

フォーカスもいきなり固くなった


そして私はそーっとカメラを机に置いて今起きたことが夢であったんだと信じ込みました

信じ込んだ後、もう一度レンズを回してみましたが変わりはありませんでした

夢ではありませんでした



それからひたすら自己嫌悪と現実逃避

レンズくんに何度も何度も心の中で謝りました

同時に自分を罵りました





そして昨日このカメラを買ったお店に行って、相談しました

後から電話越しに言われたのは「ちょっと修理が難しいので新しいのを買って頂くかも」という言葉

そこからまた自己嫌悪の嵐



で、今日

預けたカメラを引き取りに行くと、フォーカスは少し緩くなっていましたが絞りはやはり途中から動かないままでした

でも撮影方法を工夫すればこのままでも大丈夫とのこと

ですから今回はとりあえずこのまま引き取ることにしました

少し安めのものが店に入ったときに新しく買おうと思います






レンズくん、本当にごめんなさい

事故とはいえ、全ては私の責任です

もっと細心の注意を払ってあなたと向き合っていきたいと思います

嫌いにならないでください

ポイしないでね




今回の件で心に誓ったこと

「これから　絶対　一生　金輪際　ベランダではカメラを構えません」